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楽観バイアスが防災意識を遠ざける

楽観バイアスという言葉を聞いたことあるでしょうか?普段ではあまり耳にしない言葉なので知らない方も多い方ともいますが、防災を意識するうえで非常に重要なキーワードです。

辞書で調べてみると「楽観バイアス」とは

楽観バイアス 人間心理に関する用語で、物事を自身にとって都合よく解釈してしまうこと。 「認知バイアス」の一種であり、危険な物事を目にしても自身には危険はないと考えてしまうことなどが楽観バイアスにあたる。 日常生活における心理的なストレスを軽減するため、無意識に行われるとされる。

要するに「自分は大丈夫」と思い込む意識です。ただし、この楽観バイアスは生きていく上では必要なことで、例えば楽観バイアスが機能しなければ、すべての行動に不安や心配が生まれてしまい車に乗ることも、家を出ることもできなくなります。

楽観バイアスは年々積み重なっていきます。小さいころは危険だと思っていたことが、実は大丈夫だったという経験がまた楽観バイアスを大きくさせる原因となります。楽観バイアスは人生において必要ですが、防災においては非常に弊害になってしまいます。

参照:ZENRIN調べ

「もし明日地震が起きたら…」「もし自分の住んでいるところが災害に在ったら…」。そんな風に一度は思っていても行動できないのが楽観バイアスの働きです。なかなか防災意識はあっても行動しないのは「自分は大丈夫」と思ってしまうからです。

では楽観バイアスが減る防災意識とは?ズバリ…

大切な人のために防災準備を行うことです。